イノセンス塗料の評判は?特徴や塗装に向いている住宅などを解説
塗装業者からイノセンスという塗料を提案されたものの、評判が分からず不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
イノセンス塗料は水性で弾性に優れた塗料で、ひび割れへの強さや落ち着いた仕上がりが評価されています。
一方で、弾性塗料特有の汚れやすさや、流通が限られることによる情報の少なさには注意が必要です。
この記事では、イノセンス塗料の良い評判とネガティブな評判を分けて紹介し、費用相場の考え方や失敗しない業者の選び方まで解説します。
目次
イノセンス塗料の良い評判は?

イノセンス塗料の良い評判として語られることが多いテーマをご紹介します。
イノセンス塗料にはどのようなメリットがあり、それがどのような良い評判を呼んでいるのか、詳しく見ていきましょう。
伸縮性がありひび割れに強い
イノセンス塗料は伸縮性があり、下地の動きに追従するため、微細なひび割れの発生を抑えやすいという評価が多く見られます。
モルタル外壁のように防水性が低くひび割れが出やすい下地では、伸縮性を活かしやすいです。
水性で臭いが気になりにくい
イノセンス塗料は水性塗料のため、施工中に強い臭いが発生しにくいです。
そのため、在宅中の工事や近隣への配慮という点で評価されています。
「小さな子どもやペットのいる家庭でも、工事期間中の負担が小さい」といった声もあります。
落ち着いた質感の仕上がりになる
イノセンス塗料は、仕上がりの質感に対する高い評価が散見されます。
淡い色調を中心としたラインアップが「落ち着いた外観」「上品な美しさ」といった評価につながっています。
イノセンス塗料のネガティブな評判は?

契約前にイノセンス塗料の良い評判だけでなく、ネガティブな評判もチェックしておきましょう。
ネガティブな評判の多くは塗料の性質から来るもので、あらかじめ対処法を知っておけば過度に不安を感じる必要はありません。
汚れが付きやすい
弾性塗料は塗膜がやわらかいため、ほこりや排気ガスの汚れが付着しやすいという評判が見られます。
対策としては、定期的に水洗いをしたり、家を建てる前であれば汚れが付きにくい道路から離れた場所に家を建てたりする、といった対策が挙げられます。
施工実績や口コミの情報が少ない
イノセンス塗料は独占販売で流通が限られているため、第三者による施工実績や口コミの蓄積が、大手メーカー品と比べて少ない傾向があります。
そもそも、インターネット上の評判は参考になる場合もありますが、不確かな情報も多くあります。
イノセンス塗料が自宅の塗装に適している塗料かどうか正確に見極めるなら、信頼できる業者に相談することをおすすめします。
濃い色の選択肢が限られる
イノセンス塗料は濃色のバリエーションが少なく、淡い色調が中心となってしまいやすい、という評判が見られます。
濃い色や特定の色に強いこだわりがある場合は、契約前に色見本で実際の色味を確認したり、他の塗料を検討したりすることを考えておきましょう。
イノセンスとはどのような塗料?

イノセンス塗料の正式な製品名はINNOCENCE W-NEOで、製造元はINNOCENCE JAPAN株式会社です。
米国のSTUC-O-FLEX社の技術を応用して国産化した、日本国内限定のプレミアム塗料と公式サイトで説明されています。
性能面の評価は高い一方、流通の特殊さゆえに比較材料が集めにくい塗料といえます。
水性で弾性に優れたピュアアクリル塗料である
イノセンス塗料の主成分はピュアアクリル樹脂とピュアカルシウムです。
水性塗料のためシンナー臭がしにくく、弾性塗料のため伸縮してひび割れに強いという2点が、性能面の特徴になっています。
なお、シリーズやグレードの構成は公式に確認できる情報が限られるため、本記事ではINNOCENCE W-NEO以外の製品には触れていません。
独占販売のため流通が限られている
イノセンス塗料はJAPAN HOME WAND株式会社が独占販売しています。
ホームセンターでは手に入らないため、イノセンス塗料でお家を塗装したい場合は、取り扱いのある業者に見積もりを依頼しましょう。
他の塗料よりも耐用年数が長い
イノセンス塗料の期待耐用年数は20〜30年ほどです。
一般的な塗料の耐用年数は、外壁の場合で下記のとおりです。
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
実際の耐用年数はお家周辺の立地や気候などによって左右されますが、他の塗料よりも長く使えます。
イノセンス塗料が向いている住まいの特徴は?

ここからはイノセンス塗料が向いている住宅の特徴をご紹介します。
自宅の塗装をイノセンス塗料で行うかどうか悩んでいる方にとって、判断する際の参考になれば幸いです。
木造の住宅
木造の住宅は空気中の水分の影響により、木材が伸縮しやすく塗料のひび割れや剥がれが発生しやすいです。
しかしイノセンス塗料は伸縮性が高いため、ひび割れや剥がれが発生しにくく、木造の外壁トラブルを防ぎやすくなります。
交通量が少なく汚れが付きにくい立地の住まい
弾性塗料は塗膜がやわらかく汚れが付きやすいため、幹線道路沿いなど排気ガスの影響が大きい立地には向きません。
交通量が少ない住宅地であれば、汚れやすさというデメリットが表面化しにくくなります。
立地の条件は現地調査で判断できるため、業者に確認しておきましょう。
イノセンス塗料の費用相場は?

イノセンス塗料の施工にかかる費用は、30坪のお家に施工する場合は70〜110万円が相場です。
外壁塗装の総額は塗料代だけで決まるものではなく、足場の設置・養生・高圧洗浄・下地補修といった複数の工程費用が積み重なって決まります。
見積書を受け取ったら、総額だけで判断せず、どの工程にどれだけの費用がかかっているかを確認しましょう。
外壁塗装を任せる業者の選び方は?

イノセンス塗料に限らず外壁塗装をDIYで行うのはおすすめできません。
「外壁や屋根の塗装くらい自分でもできるだろう」と思われるかもしれません。
しかし、正しい塗り方をしないと塗料本来の性能を発揮できなかったり、外観が悪くなったり、高所から転落して怪我をしたりするリスクがあります。
そのため外壁塗装は、信頼できる業者に依頼することが大切です。
具体的にどのように信頼できる業者を選べばよいのか、見極める際のポイントを紹介します。
弾性塗料の施工実績が豊富にある
弾性塗料の施工実績がホームページに多く掲載されているかどうか、依頼する前に確認しましょう。
イノセンス塗料の性能を引き出せるかどうかは、職人の技術力にかかっています。
弾性塗料は塗り重ねの厚みや乾燥時間の管理が仕上がりに直結するため、経験の有無を事前に確認しておきたいところです。
過去の施工件数だけでなく、どのような塗料をどのような住まいに使ってきたかまで見ておくと、判断材料が増えます。
丁寧な説明を行っている
問い合わせた際に担当者から丁寧な説明を受けられるかどうかも、業者を選ぶ際の判断材料になります。
誠実に営業を行っている業者であれば、どのような課題があるのか、どのような仕上がりを希望しているのか、丁寧にヒアリングのうえ提案してくれるはずです。
逆に契約を急かしたり十分な説明を行わなかったりする業者には、注意が必要です。
自社で施工を行っている
自社の職人が施工を行っているかどうかも、業者を選ぶうえで重視したいポイントです。
実は業者の中には、実際の作業を別の業者に外注している場合があります。
外注自体は悪いことではありませんが、手数料(中間マージン)が発生するため、どうしても価格は高くなりがちです。
お手頃価格でより良い施工を実施するなら、自社施工を行っているかどうかは確認しておきたいポイントです。
イノセンス塗料の特性を理解したうえで選ぼう

イノセンス塗料は弾性による伸縮性や臭いが発生しにくいことと、落ち着いた質感の仕上がりが評価される塗料です。
一方で、汚れが付きやすいことや、濃い色の選択肢が限られる点には注意が必要です。
提案された塗料をそのまま受け入れるのではなく、費用の内訳や保証内容まで確認したうえで判断することが、後悔しない塗装工事につながります。
イノセンス塗料をはじめとする塗料選びや三重県での外壁塗装に迷ったときは、お気軽にご相談ください。
