パーフェクトサーフの評判は?塗装を依頼する業者の見極め方などを解説
パーフェクトサーフは、日本ペイント(ニッペ)が展開する外壁用の水性下塗材です。
「実際の評判はどうなのか」「自宅の外壁に使って問題ないか」と気になる方は少なくありません。
そこで本記事では、パーフェクトサーフの概要と良い評判、気になる評判、業者の見極め方を解説します。
パーフェクトサーフを採用しようかどうか迷っている方の参考になれば幸いです。
目次
パーフェクトサーフとは?

パーフェクトサーフは、日本ペイントが販売する外壁用の水性下塗材です。
窯業系サイディングの改修塗装向けに開発された製品で、美しい色彩に仕上げるための下塗り塗料と位置づけられています。
下塗材は、下地と上塗り塗料をなじませ、下地への吸い込みを抑えて仕上がりを安定させる役割を担います。
上塗材のパーフェクトトップとは、役割が異なる製品です。
パーフェクトサーフを使用できる下地の範囲
パーフェクトサーフを採用できるかどうかは、下地の種類で決まります。
パーフェクトサーフの適用下地は窯業系サイディングボードやモルタル、コンクリートです。
難付着性サイディングなどの適用外の下地には使用できないため、事前に下地を確認しておくことが大切です。
パーフェクトサーフとシリーズ内の他の下塗材との違い
パーフェクトシリーズには複数の下塗材があり、下地の種類や状態に合わせて使い分けましょう。
主な下塗材の違いは以下のとおりです。
・パーフェクトフィラー
・パーフェクトプライマー
・ファインパーフェクトシーラー
パーフェクトフィラーは、シーラーの機能を兼ね備えた微弾性の下塗材です。
ひび割れへの追従性に優れており、モルタルやコンクリート、窯業系サイディングなどに適しています。
パーフェクトプライマーは、金属系サイディングや付帯部の塗装に使用する下塗材です。
ステンレスやアルミ、木部など幅広い素材に優れた密着力を発揮し、さび止め効果も備えています。
ファインパーフェクトシーラーは、下地への浸透・補強効果が高い多用途な下塗材です。
難付着性サイディングをはじめ、鉄部や木部など多様な素材の改修で検討されます。
これらに対してパーフェクトサーフは、下地の色を隠す「隠ぺい性」や、上塗り塗料の吸い込みを抑える性能に特化した窯業系サイディング向けの下塗材です。
パーフェクトサーフと組み合わせる上塗り塗料の選び方
下塗材は、上塗り塗料とセットで使用することで本来の性能を発揮します。
組み合わせによって、仕上がりやどれくらい塗料の機能が持つかが変わります。
メーカーが適用可能としている上塗り塗料から選ぶと、仕様に沿った塗装になり安心です。
同シリーズのパーフェクトトップなどと組み合わせて使用するのも良いでしょう。
塗料の組み合わせを個人で考えるのは難しいため、経験豊富な業者に相談しながら決めることをおすすめします。
パーフェクトサーフの良い評判は?

パーフェクトサーフは、施主からも施工店からも一定の評価を得ている下塗材です。
上塗り塗料の仕上がりを左右する材料だけに、性能面の評価だけでなく、扱いやすさや安全性に関する声も挙がっています。
ここでは、特に多く見られる5つの評判を紹介します。
下地への密着性が高く吸い込みも抑える
下地と上塗り塗料の密着性を評価する声が多く見られます。
下塗材の本来の役割をきちんと果たしているという評判です。
きめが細かく、上塗り塗料の吸い込みが少ない点も評価されています。
塗り重ねたときに上塗りのムラが出にくく、仕上がりが安定するという声が見られます。
施工店からも、塗りやすく仕上がりが安定するという評価が挙がっています。
隠ぺい性が高く下地の色や模様を隠しやすい
旧塗膜の色や下地の模様を隠しやすく、上塗りの発色が安定するという評判が多く見られます。
淡い色から濃い色への変更だけでなく、濃い色から淡い色への塗り替えでも仕上がりが安定したという声があります。
色選びの自由度が広がる点が支持されています。
微弾性でヘアクラックに追従する
微弾性の機能があり、細かなひび割れ(ヘアクラック)に追従して目立ちにくくするという評判が見られます。
ただし、構造的な大きなひび割れは塗装だけでは直せません。
ひび割れの状態によっては、下地の補修を先に行います。
防藻・防カビ効果で外壁の美観を保ちやすい
藻やカビの発生を抑える機能があり、北面や日当たりの悪い面で効果を実感したという評判が見られます。
下塗りの段階から対策できるため、上塗り塗料だけに頼らず外壁の美観を保ちやすい点が評価されています。
水性で臭いが少なく安全性にも配慮している
水性塗料のため臭いが抑えられ、住宅が密集した地域でも施工しやすいという評判が見られます。
ホルムアルデヒドの放散等級はF☆☆☆☆とされており、安全性に配慮した製品として評価されています。
パーフェクトサーフの気になる評判は?

良い評判が多い一方で、気になる点を指摘する声もあります。
塗料は住宅を長期間守る役割を担うため、契約前に知っておくと後悔を防げます。
ここで挙げる3点は、いずれも施工前に知っておけば対処できる内容です。
難付着性サイディングには使えない
無機や親水性の表面処理が施された「難付着性サイディング」には、対応していないという指摘があります。
見た目だけでは難付着性サイディングかどうかを個人で判断するのは難しいため、業者に依頼して現地での確認が必要です。
下地を見誤ると塗料の剥がれにつながるため、現地調査で見極めて適切な塗料を使用することが重要になります。
下塗材だけでは塗装が完結しない
下塗材は上塗り塗料とセットで使うことを前提にした材料です。
下塗材だけでは、塗装は仕上がりません。
下塗材だけを指定しても、塗装全体の性能は判断できません。
上塗り塗料の種類まで確認したうえで、塗装の仕様を判断しましょう。
施工できる天候や気温に制約がある
パーフェクトサーフをはじめとする水性塗料は、気温や湿度によって乾燥時間が左右されます。
気温が低い日や湿度が高い日は乾燥に時間がかかり、施工に向かない場合があります。
雨天の日も塗装はできません。
工期は天候に左右されるため、日程に余裕を持って依頼しましょう。
パーフェクトサーフを扱う塗装業者の見極め方は?

下塗材は上塗りの下に隠れるため、完成後に仕上がりを確認できません。
そのため手抜きが起きやすく、業者の技術と説明力で結果が変わります。
ここでは、依頼前に確認したい3点を紹介します。
塗装の経験が豊富にあるか
外壁材の種類と劣化の状態を診断し、下地に合った下塗材を選べるかどうかは、経験で差が出ます。
難付着性サイディングかどうかの判断を任せられるかが分かれ目です。
下塗材の使い分けを具体的に説明できるか、同じ外壁材の施工実績があるかを確認しましょう。
明瞭な見積書を作成してくれるか
見積書に、下塗材や使用する建材の種類まで書かれているかを確認しましょう。
製品名が書かれていれば、どの下塗材を使うのかを事前に把握できます。
「一式」でまとめず、工程ごとの内訳が分かる見積書が望ましいです。
担当者の対応が丁寧か
現地調査で下地の状態を丁寧に確認し、メリットだけでなく注意点も説明してくれる担当者かを見極めます。
質問への回答が分かりやすいか、連絡が迅速かどうかも確認したいポイントです。
強引に契約を迫らず、納得できるまで説明してくれるかどうかも重要です。
パーフェクトサーフの評判を踏まえて下塗材を選ぼう

パーフェクトサーフは、隠ぺい性や吸い込みの少なさ、微弾性による仕上がりの良さが評価されている下塗材です。
一方で、難付着性サイディングには使えなかったり、下地との組み合わせを考慮したりする必要があります。
また塗料の性能を引き出せるかどうかは、施工する業者の技術に左右されるため、慎重に見極めましょう。
