ハイパービルロックセラの評判は?特徴や向いている住宅などを解説
ハイパービルロックセラとは、ロックペイントが販売する外壁用の水性1液型シリコン樹脂塗料です。
見積もりや提案でこの塗料を提示されたものの、実際の評判が分からず判断しづらいと感じる方も少なくありません。
汚れにくさと耐候性の高さを評価する声が多い一方、採用実績の少なさや上位グレードとの耐久性の差を指摘する声もあります。
本記事では、製品の特徴、弾性タイプとの違い、耐用年数、良い評判と気になる評判、向いている住宅、業者選びの視点を解説します。
目次
ハイパービルロックセラの良い評判は?

ハイパービルロックセラの良い評判として挙がることが多いのは、主に以下の5点です。
・雨で汚れが流れ落ちやすい
・紫外線による色あせを抑えられる
・藻やカビの発生を抑えられる
・水性塗料で施工中の臭いが少ない
・費用と性能のバランスが取れている
以降の見出しで、1つずつ詳しく見ていきましょう。
雨で汚れが流れ落ちやすい
雨のたびに汚れが洗い流され、外壁に残りにくいという評判が多く見られます。
雨による水汚れや黒ずみが目立ちにくいため、塗り替え後の美観が保たれやすいという声につながっています。
交通量の多い道路沿いなど汚れやすい環境で、効果を実感したという声も見られます。
紫外線による色あせを抑えられる
耐候性の高さを評価する評判が多く見られます。
色あせやチョーキングが起こりにくいという声が代表的です。
ラジカルコントロール技術により塗膜の劣化が緩やかであることが、塗り替えサイクルへの期待につながっています。
塗り替えの回数を抑えたい方から、特に注目されている点です。
藻やカビの発生を抑えられる
防藻防カビ効果により、日当たりの悪い北面や湿気のこもりやすい立地でも黒ずみにくいという評判があります。
汚れと藻やカビの両方を抑えられる点が、美観の持続を重視する方から高く評価されています。
低汚染性とあわせて、外壁全体の見た目を保ちやすい点が魅力です。
水性塗料で施工中の臭いが少ない
水性の1液型であるため、溶剤系の塗料と比べて施工中の臭いが気になりにくいという評判が見られます。
住みながらの塗り替えや、近隣への配慮が必要な住宅地でも負担が少ないという声につながっています。
職人の作業品質が安定しやすいという施工性の評価もあります。
費用と性能のバランスが取れている
耐候性や低汚染性を備えながら、費用とのバランスが良いという評判が見られます。
性能と価格の釣り合いを評価する声で、費用と持ちのバランスを重視する方から支持されています。
ハイパービルロックセラのネガティブな評判は?

ハイパービルロックセラのネガティブな評判として挙がるのは、以下の3点です。
・採用実績が少なく情報を集めにくい
・上位グレードより耐用年数は短い
・軒下など雨が当たりにくい場所は汚れが残りやすい
注意点について、1つずつ解説します。
採用実績が少なく情報を集めにくい
ほかの主力塗料と比べて採用事例や口コミの数が少なく、判断材料を集めにくいという指摘があります。
長期の使用実績データが蓄積しきっていないため、カタログどおりに持つのか判断しづらいという声は見過ごせません。
契約前に、依頼する業者の施工経験を確認してください。
上位グレードより耐用年数は短い
ハイパービルロックセラはシリコン塗料であるため、フッ素塗料や無機塗料と比べると長持ちしにくく、耐久性のランクは中位にとどまります。
長く持たせたい方にとっては、塗り替えの回数が増えやすい点がデメリットです。
長く持たせたいのか、初期費用を抑えたいのかによって、選ぶべき塗料は変わります。
軒下など雨が当たりにくい場所は汚れが残りやすい
雨で汚れを洗い流す性質のため、軒の深い場所や庇の下など、雨が当たりにくい面では効果を感じにくい場合があるという指摘があります。
良い評判で触れた汚れの流れ落ちやすさは、立地や面によって差が出る点に注意が必要です。
汚れが残りやすい面があるかどうかは、現地調査で確認してもらいましょう。
ハイパービルロックセラとは?

ハイパービルロックセラとは、ロックペイントが販売する外壁用の水性1液型シリコン樹脂塗料です。
メーカー資料上の種類名は「水性1液架橋型低汚染リアルハイブリッドシリコン樹脂塗料」です。
水性1液型とは、水で薄めて使う水性塗料のうち、主剤と硬化剤を混ぜ合わせる必要がない塗料を指します。
主な特徴は次の4点です。
・塗膜表面に汚れが付きにくく、雨で洗い流されやすい
・紫外線による色あせや塗膜の劣化の進行を抑えやすい
・藻やカビの発生を抑え、外壁の美観を保ちやすい
・水性のため臭いが発生しにくく、施工中の溶剤臭が気になりにくい
続いて、弾性タイプとの違いも紹介します。
ハイパービルロックセラと弾性タイプの違い
ハイパービルロックセラには、ひび割れへの追従性を高めた弾性タイプ(ハイパービルロックセラ 弾性)があります。
弾性タイプの特徴は、躯体のひび割れに追従しやすく、弾性系の旧塗膜への塗り替えにも適している点です。
仕様の違いは艶です。
標準タイプは「つや有り・5分つや・3分つや・つや消し」から選べますが、弾性タイプは「つや有り」のみです。
期待耐用年数は、標準タイプと弾性タイプのどちらも同じ目安です。
艶を選びたい場合や、ひび割れの少ない外壁には標準タイプが向きます。
ひび割れが入りやすい外壁や、弾性系の旧塗膜の外壁には弾性タイプが向きます。
どちらが合うかは下地の状態で決まるため、現地調査で判断してもらうことが大切です。
ハイパービルロックセラの耐用年数
ハイパービルロックセラはシリコン塗料の区分にあたるため、一般的なシリコン塗料の目安も判断の手がかりになります。
ここでは、製品固有の目安と一般的な塗料区分の目安を分けて見ていきます。
ハイパービルロックセラの期待耐用年数は、メーカー公称で12〜15年です。
ただし地域・立地条件・塗装面の方角によって変わるため、あくまで次回の塗り替え時期を考えるときの目安として捉えてください。
ハイパービルロックセラの評判から分かる向いている住宅は?

ここまでの評判を踏まえると、ハイパービルロックセラには向き不向きがあります。
向いているのは、次のようなケースです。
・費用と耐候性のバランスを重視したい
・外壁の汚れや藻の発生が気になる
・住みながら塗り替えたい
・近隣への臭いの配慮が必要
逆に、20年近い塗り替えサイクルを最優先したい場合は、フッ素塗料や無機塗料など上位グレードも検討対象になります。
屋根塗装を検討している場合は、外壁用のハイパービルロックセラではなく、用途に合う製品を選ぶ必要があります。
最終的には外壁の劣化状況で適した塗料が変わるため、現地調査を受けたうえで判断するのが確実です。
ハイパービルロックセラの施工品質を左右する業者選びのポイントは?

ハイパービルロックセラの性能を引き出せるかどうかは、業者の技術力に寄るところが大きいです。
業者を選ぶときのポイントは、以下の3点です。
・塗装の実績が豊富にあるか
・口コミや評判は良いか
・担当者の対応に違和感はないか
以降の見出しで、1つずつ確認します。
塗装の実績が豊富にあるか
外壁塗装の施工実績が多い業者ほど、劣化状況に合う塗料や工法の判断に慣れています。
ハイパービルロックセラのように採用事例が少なめの塗料では、この塗料の施工経験があるかを確認しましょう。
経験がない場合は、同じシリコン塗料の施工事例が豊富かどうかが目安になります。
施工事例が掲載されているか、施工写真を見せてもらえるかを確認すると、実績を具体的に把握できます。
口コミや評判は良いか
見積もりを依頼する前に、業者の口コミや地域での評判を確認しておきましょう。
見る点は、施工後の対応や説明の丁寧さなど、具体的に書かれた声があるかどうかです。
Googleマップなどの口コミは手軽に確認できますが、実際に依頼していない人が投稿する場合もあるため、参考程度にしましょう。
業者によってはお客さまの声をホームページに掲載している場合があるため、そちらを確認してみることをおすすめします。
担当者の対応に違和感はないか
見積もりや相談をするときに、担当者の対応に違和感を覚えないか注意してみましょう。
チェックすべきポイントは、以下の4点です。
・質問に具体的に答えてくれるか
・メリットだけでなくデメリットも説明してくれるか
・契約を急がせないか
・内訳まで記載された見積書を発行してくれるか
良いことばかりを強調したり、質問に対して具体的な回答がなかったりする担当者には注意した方が良いでしょう。
また「いま契約するとお得」「はやく修理しないと大変なことになる」など、不安を煽ってくる担当者には要注意です。
施工後のトラブルを避けるためにも、詳細が記載された見積書をもらっておくと安心です。
ハイパービルロックセラの評判を確かめて塗料を選ぼう

本記事ではハイパービルロックセラの評判や概要についてご紹介しました。
ハイパービルロックセラは、汚れにくさと耐候性が評価される一方、採用実績の少なさと上位グレードとの耐久性の差が指摘される外壁用の水性シリコン塗料です。
本記事で紹介した内容を参考に、ハイパービルロックセラを採用するかどうか慎重に判断しましょう。
