一条工務店の外壁塗装の費用相場は?適切な時期や業者選びの方法を解説
一条工務店の家は高性能だからこそ、メンテナンスもハウスメーカーに頼むべきか、それとも地元の塗装専門店に頼むべきか、費用面を含めて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
住まいの美しさと性能を維持するためには、外壁や屋根の定期的なメンテナンスが欠かせません。
この記事では、一条工務店の外壁メンテナンスにかかる費用相場や、見逃してはいけない劣化のサインをわかりやすく解説します。
また、ハウスメーカーと専門業者の違い、失敗しない業者選びのポイントも紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
一条工務店の外壁の種類とメンテナンスのタイミング

一条工務店の外壁は、大きく分けてタイルとサイディングの2種類があります。
それぞれの種類によって、必要なメンテナンスの内容や時期が大きく異なるため、まずはご自宅の仕様を確認しましょう。
タイル
タイル外壁は耐久性が高く、タイルそのものに塗装を施す必要はありません。
理由は、タイルが土や石などを焼き固めた無機質な素材であり、紫外線による色あせや雨風による劣化に強いからです。
一条工務店で人気の「ハイドロテクトタイル」などは、セルフクリーニング機能も備わっているため、塗り替えの手間がかからないのが大きな魅力です。
ただし、メンテナンスが不要というわけではありません。
タイルの隙間を埋めているシーリング材は、ひび割れや剥がれが発生します。
放置すると隙間から雨水が浸入し、タイルが剥がれたり建物の構造を傷めたりする原因になります。
また、飛来物などでタイルが割れた場合は、部分的な張り替えが必要です。
タイルだから安心、と放置せず、定期的な目地のチェックをおすすめします。
サイディング
サイディングや吹き付け塗装の外壁は、住まいを守るために定期的な塗り替えが必要です。
なぜなら、サイディング外壁は表面の塗膜が防水の役割を担っているからです。
一条工務店では、かつてサイディングに直接塗装を施して立体感や質感を出す「吹き付け仕上げ」が多く採用されていました。
この塗膜が劣化して防水性が切れると、外壁材自体が水を吸って反りやひび割れを起こし、建物全体の寿命を縮めてしまいます。
一般的な外壁塗装で使用される塗料の耐用年数は以下のとおりです。
・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
メンテナンス時期を見極めるサインとして、壁を触った時に白い粉がつく「チョーキング現象」や細かな「ひび割れ」が見られたらメンテナンスのタイミングです。
大切な住まいを守るために、早めに専門家による点検やメンテナンスを検討しましょう。
一条工務店の外壁メンテナンスの費用相場

一条工務店で建てた家のメンテナンスを検討する際、まず把握しておきたいのが費用の全体像です。
一般的な30坪程度の住宅を想定した場合、地元の塗装業者とハウスメーカーでは、見積もり金額が大きく異なります。
それぞれの相場感と、なぜ価格差が生まれるのか、理由を詳しく見ていきましょう。
外壁塗装の費用相場
一条工務店の外壁塗装を検討するなら、ハウスメーカーの見積もりだけでなく、一般の塗装業者の相場も知っておくことが重要です。
理由は、ハウスメーカー経由で依頼する場合、実際に作業を行うのは下請け業者であり、そこに紹介料などの中間マージンが上乗せされるからです。
一般的な塗装業者(約30坪程度)の場合、費用相場は外壁のみの塗装で70〜110万円となります。
一条工務店に依頼する場合は、2~4割ほど割高になる可能性があります。
「安心料」としてハウスメーカーに任せるか、コストを抑えて専門店に頼むか、慎重に比較検討しましょう。
シーリング(コーキング)補修の費用相場
外壁塗装と並んで重要なのが、目地部分の「シーリング(コーキング)補修」にかかる費用です。
シーリングの相場は、1メートルあたり500~1,500円です。
塗装の必要のないタイル外壁でもシーリングのメンテナンスは必要ですので、打ち替え費用も予算に組み込んでおきましょう。
一条工務店の外壁塗装をどこに頼む?ハウスメーカーと専門業者の比較

一条工務店で建てた家の外壁塗装を検討する際、悩みどころは「どこに依頼するか」ではないでしょうか。
ハウスメーカーと地元の専門業者、それぞれのメリットとデメリットを正しく理解して判断しましょう。
一条工務店の外壁塗装をハウスメーカーに依頼するメリット
ハウスメーカーに依頼するメリットは、独自の延長保証を維持できる安心感です。
自社の建物の構造や使用している外壁材を熟知しているため、適切な塗料や施工方法を提案してもらえる点も強みです。
また、一条工務店では、定期的な有償メンテナンスを受けることを条件に保証を延長する制度を設けています。
原則として、指定以外の業者で塗装を行うとこれらの延長保証が受けられなくなる点には注意が必要です。
ただし、法律で義務付けられている「構造耐力上主要な部分」等の10年保証は、他社で施工しても消滅しません。
一条工務店の外壁塗装をハウスメーカーに依頼するデメリット
一条工務店の外壁塗装をハウスメーカーに依頼するデメリットは、費用が割高になることです。
一条工務店が直接工事を行うわけではなく、実際に施工するのは下請けの塗装業者です。
そのため、ハウスメーカーの利益や管理費といった「中間マージン」が発生し、地元の業者に直接頼むよりも総額が高くなる傾向にあります。
地元の塗装専門業者に依頼するメリット
地元の塗装専門業者に依頼するメリットは、高品質な工事を適正価格で受けられる点です。
理由は、自社施工の業者の場合、ハウスメーカーのような中間マージンが発生しないからです。
同じ予算であれば、ハウスメーカーよりもグレードの高い塗料を選べることも珍しくありません。
また、実際に作業する職人と直接コミュニケーションが取れるため、細かな要望を伝えやすく、現場の状況に合わせた柔軟な提案が期待できるのも魅力です。
塗装専門業者に依頼するデメリット
地元の塗装専門業者に依頼するデメリットは、業者選びの難しさにあります。
数ある塗装業者の中から、自分自身で信頼できる一社を見極めなければなりません。
なかには一条工務店特有の構造や、タイル・吹き付け外壁の扱いに詳しくない業者も存在します。
専門店に依頼する場合は価格の安さだけで選ぶのではなく、一条工務店の施工実績が豊富か、建物の特徴を理解しているかといった見極めが重要です。
一条工務店の外壁塗装で失敗しない業者選びのポイント

地元の塗装専門店に依頼する場合、大切なのは一条工務店の建物の特徴を理解している業者を選ぶことです。
大切なお住まいを安心して任せるために、以下の3つのポイントを必ずチェックしましょう。
一条工務店の施工実績が豊富かどうか
まずは、一条工務店の家を実際に塗装した実績がどれくらいあるかを確認してください。
理由は、一条工務店の外壁には「リシン吹き付け」などの特殊な仕上げが施されているケースが多く、その特性に合わせた適切な塗料選びや下地処理が必要だからです。
検討している業者に、一条工務店特有の構造や外壁材に慣れているかを確認しましょう。
点検・調査が十分かどうか
契約前に、家の隅々まで丁寧に調査してくれる業者かどうかも判断基準です。
単に地上から眺めるだけでなく、屋根に登ったり、ドローンや赤外線カメラを駆使したりして、見えない部分までチェックしてくれる業者は信頼できます。
さらに、撮影した写真を見せながら、なぜこの補修が必要なのかをわかりやすく説明してくれる業者を選びましょう。
見積もり内容が詳しく記されているか
見積書に「外壁塗装工事 一式」という曖昧な表記がないか注意深く確認してください。
信頼できる業者の見積書には、使用する塗料の商品名、塗り回数、施工面積、足場代などが細かく記載されています。
また、雨樋や破風といった付帯部の塗装が含まれているかも重要です。
項目が詳細に分かれているほど、後からの追加費用の発生を防ぎ手抜き工事のリスクを減らせます。
一条工務店の外壁塗装費用を安く抑えるコツ

外壁塗装は大きな出費ですが、工夫次第で品質を落とさずに費用を抑えることが可能です。
具体的な3つのコツをご紹介します。
地域密着の業者に依頼する
費用を抑えたいなら、下請けを使わずに自社職人で施工する地元の業者に依頼するのがおすすめです。
ハウスメーカーのような中間マージンが発生しないため、同じ工事内容でも大幅に安くなる傾向にあります。
地域密着で営業している業者であれば、交通費などの諸経費も抑えられます。
また、何かあった際にもすぐ駆けつけてくれるので安心です。
メンテナンス周期を延ばす
1回あたりの工事費を下げること以上に、トータルのメンテナンス回数を減らす考え方が大切です。
耐用年数の長い塗料を選べば、次の塗り替えまでの期間を延ばせます。
主な塗料の耐用年数は、以下のとおりです。
・ウレタン塗料:5〜10年
・シリコン塗料:7〜15年
・フッ素塗料:12〜20年
・無機塗料:18〜20年
なるべく耐用年数の長い塗料を選ぶと、長期的に見たときのメンテナンス費用を抑えられます。
参考:屋根塗装をセットで行う
もし屋根のメンテナンス時期も近いのであれば、外壁と屋根をセットで実施することをおすすめします。
理由は足場代を一度で済ませられるからです。
別々に工事を行うと、その都度足場代(約20万円)が発生してしまいます。
外壁のみを塗装するよりも1回分の施工費用は高くなるものの、同じタイミングでまとめて実施することで、20万円近いコストを一気にカットできるためお得になります。
ジョニーハウスが施工した外壁塗装の事例

ジョニーハウスが施工した外壁塗装の事例を紹介します。
外壁塗装を行うとどのように外観が変わるのか、イメージするうえで参考になれば幸いです。
四日市市H様邸
Before

After

築年数が経っていたため、全体にさびや塗膜の剥がれなどが目立っている状態でした。
下地の補修を行い、塗装を実施しています。
鮮やかな水色に変更し、明るく爽やかな印象になっています。
松阪市N様邸
Before

After

外壁全体の傷みやひび割れが進行している状態でした。
下地処理を十分に行い、クラックを丁寧に埋めております。
外壁を塗装し直したことで外壁材の寿命を減らさないリフォームを実現でき、お客様にもご満足いただけました。
津市H様邸
Before

After

塗膜の劣化が進んでいた事例です。
外壁は、艶消し塗料で塗り替えることで、光沢を抑え落ち着いた印象になりました。
塗膜の劣化は防水性の低下にもつながるため、今回塗装を行ったことで将来の雨漏りリスクを低減できております。
一条工務店の外壁塗装は業者選びが大切

一条工務店の家は適切な時期に信頼できるパートナーへ相談することが、資産価値を守る方法です。
ハウスメーカーに依頼すれば安心感が得られますが、地元の優良な塗装業者を選べば、コストを抑えつつ高品質な施工を実現することが可能です。
まずはご自宅の外壁の状態を正しく把握することから始めてみましょう。
納得のいく業者選びを行うことが、10年後、20年後も笑顔で暮らせる住まいづくりに直結します。
