スレート屋根の塗装費用の相場は?意味ないと言われる理由と費用内訳を解説
「スレート屋根の塗装費用はいくらなのか、相場はどれくらいなのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
大切なわが家を守るためのメンテナンスですが、安すぎても手抜き工事が心配ですし、かといって相場よりも高すぎて損はしたくありません。
本記事では、スレート屋根の塗装費用の相場をわかりやすく紹介します。
この記事を読めば、塗装の適正価格を理解できるようになります。
さらに、信頼できる業者の選定方法や費用を抑えるコツも解説しますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
スレート屋根の塗装費用相場と内訳

スレート屋根の塗装費用は、一般的な30坪程度の住宅で60〜80万円が相場です。
この金額には、足場代や高圧洗浄といった付帯工事も含まれます。
塗装環境や使用する塗料によっても金額は異なるため、あくまで目安として考えてください。
相場を基準にしつつ、自分に合った工事内容を見極めることが大切です。
スレート屋根塗装塗料別の費用目安
スレート屋根の塗装費用を大きく左右するのは、塗料の種類です。
塗料の種類によって、1平方メートルあたりの単価と耐用年数が異なります。
現在、主に利用されている塗料の目安と耐用年数は以下のとおりです。
・シリコン塗料:1平方メートルあたり1,800~2,800円/4〜9年
・フッ素塗料:1平方メートルあたり3,300~4,500円/12〜20年
・無機塗料:1平方メートルあたり3,800~5,500円/18〜20年
価格の安さだけで選ぶのではなく、次回のメンテナンスをいつ行いたいかなどライフプランに合わせた検討をおすすめします。
足場代や高圧洗浄を含めた見積もりの内訳
屋根塗装を行う際は、塗料の代金以外にもさまざまな工程に費用が発生します。
一般的な費用の内訳は以下のとおりです。
・足場の設置:20万円程度
・養生:5万円程度
・高圧洗浄:3万円程度
・下地処理:4万円程度
これらの費用は塗装を成功させるための重要な工程となるため、見積書に明確に記載されているか必ず確認しましょう。
スレート屋根の塗装費用を安く抑えるコツと注意点

スレート屋根の塗装は決して安い買い物ではありませんが、ポイントを押さえることで質を落とさずに費用を抑えることが可能です。
単に「安い業者」を探すのではなく、公的な制度の活用や、工事の仕組みを理解することが節約につながります。
ここでは、具体的にコストを削減するための3つのポイントを解説します。
国や自治体の助成金・補助金制度を活用する
まずは、国や自治体が実施している支援制度を確認しましょう。
例えば、国が実施している「長期優良住宅化リフォーム推進事業」では、住宅の長寿命化や省エネ化を目的としたリフォームに対し、補助金が交付される場合があります。
子育て世帯向けの改修なども対象となるケースがあり、大きな助けとなる可能性があります。
また、お住まいの地域によっては、自治体独自で助成金を設けていることもあるため、工事前に必ず役所の窓口やホームページをチェックしてください。
自社施工の業者を選ぶ
塗装費用を抑えるには、自社施工を行っている業者を選ぶのも効果的です。
大手ハウスメーカーや工務店に依頼すると実際の工事は下請け業者が行うため、中間マージンが発生して費用が高くなるからです。
自社施工の業者であれば、余計なコストがかからず適正価格で工事ができます。
また、熟練の職人が直接施工する地域密着型の業者であれば、品質も安定するうえに不具合の際も迅速に対応してもらえます。
ジョニーハウスは、地域密着で熟練の職人が在籍しており、自社施工のため中間マージンが発生しません。
塗料のグレードに関わらず1年間の保証があり、塗装以外の住宅トラブルにも幅広く対応可能です。
参考:外壁塗装も同時に依頼して足場代を節約する
もし外壁の劣化も気になっているのであれば、屋根と外壁を同時に塗装することをおすすめします。
塗装工事の中で大きな割合を占めるのが、約20万円かかる「足場代」です。
屋根と外壁を別々に工事すると足場代も2回分かかりますが、同時に行えば1回分で済み、トータルのコストを大幅に節約できます。
ジョニーハウスなら、屋根と外壁の同時メンテナンスも安心してお任せいただけます。
スレート屋根に塗装メンテナンスが必要な理由

スレート屋根に塗装メンテナンスが必要な最大の理由は、屋根材自体の防水機能を維持し、住まいの寿命を延ばすためです。
スレートの主成分はセメントであり、素材そのものには防水性がありません。
そのため、表面の塗装が劣化して剥がれてしまうと、屋根材が直接雨水を吸収し、ひび割れや反り、さらには雨漏りを引き起こす原因となります。
定期的な塗装を行うことで、劣化を放置した結果必要になる大規模修繕にかかるコストを抑えられます。
スレート屋根の耐用年数と塗装の寿命

スレート屋根の耐用年数は、実はその家が建てられた年代(製造年代)によって異なります。
スレートの歴史は大きく3つの世代に分けられ、それぞれの特徴と寿命の目安は以下のとおりです。
第一世代は、1960~2004年頃製造されたもので、アスベストを含むスレートとなっています。
健康への影響から現在は製造されていませんが、耐用年数は30~40年と長めです。
第二世代は、2004~2008年頃の製造で、アスベストの使用が禁止された直後のノンアスベスト製品です。
代わりの材料技術が未熟だったため強度が不足しやすく、耐用年数は約15~25年と短めになる傾向があります。
第三世代は、2008年以降に製造されたもので、第二世代の課題を改善した現在のスレートです。
技術向上により、耐用年数は約25~30年ほどと言われています。
注意したいのは、「屋根自体の寿命」と「塗装の寿命」は別物であるという点です。
たとえ耐用年数が長い第一世代であっても、表面の塗装が剥げたまま放置すれば、屋根材は傷んでしまいます。
屋根自体の寿命を全うさせるためには、塗装による適切なメンテナンスを欠かさないことが大切です。
結果的に屋根をより長く、健康な状態に保つことが可能です。
スレート屋根は塗装しても意味ないと言われている理由

インターネットなどで「スレート屋根は塗装しても意味がない」という声を聞くことがありますが、理由が2つあります。
まず1つ目は、2000年代前後に製造された「第二世代」のスレート屋根の存在です。
当時の技術では強度不足な面があり、塗装をしてもすぐにひび割れてしまうケースがあったことによるものです。
2つ目は、すでに屋根材自体の寿命を迎えている場合です。
劣化が激しい場合は塗装では対処できないため、カバー工法や葺き替えが推奨されます。
決してすべてのスレート屋根において塗装が無意味なわけではなく、屋根の状態に合わせた適切な工法を選ぶことが重要です。
スレート屋根の塗装時期を見極める劣化

スレート屋根の寿命を延ばすためには、塗装が必要なタイミングを正しく見極めることが欠かせません。
以下のような症状が見られたら、メンテナンスを検討すべき合図です。
塗膜の剥がれ
塗装の表面がペリペリと剥がれ落ちている状態は、すでに防水性や保護機能がなくなっているサインです。
塗膜の剥がれを放置すると、スレート材そのものが雨水を吸収し、反りや割れに直結します。
屋根材を長持ちさせるためにも、この段階で塗り替えを検討しましょう。
色褪せや変色
屋根全体が白っぽく色褪せたり色がまだらになったりしているのは、塗膜が劣化している証拠です。
主に紫外線による影響で、塗料の保護機能が低下していることを示しています。
放置すると素材が直接ダメージを受けるため、早めの点検をおすすめします。
コケやカビの発生
日当たりが悪い北側の屋根や、湿気が多い場所に緑色のコケや黒カビが発生している場合も注意が必要です。
カビやコケは水分を溜め込む性質があるため、屋根材が常に湿った状態になり、急速な劣化を招きます。
美観を損なうだけでなく素材を傷める原因となるため、洗浄と再塗装が必要です。
ひび割れや欠け
スレート材にひび割れや欠けが見られる場合は、緊急性が高い劣化サインです。
経年劣化だけでなく、強風による飛来物が原因で発生することもあります。
これらを放置しておくと、隙間から雨水が浸入して雨漏りを引き起こすリスクが高いため、早急な補修が求められます。
浮きや剥がれ
スレート屋根が下地から浮いてしまったり、一部が剥がれてしまったりしている場合は早急なメンテナンスが必要です。
防水機能が失われているのはもちろんのこと、台風などの強風時に屋根材が飛ばされ、近隣住宅に被害をおよぼす可能性もあります。
安全のためにも早めに対処しましょう。
スレート屋根の塗装費用は相場を把握して適切な時期にメンテナンスしよう

スレート屋根は定期的に塗装することで、葺き替えなどの大規模修繕を避け、トータルの維持費を抑えることができます。
ジョニーハウスでは、下請けを介さない自社施工にこだわっており、中間マージンをカットした低価格ながら高品質な施工を実現しています。
熟練の職人が一軒一軒丁寧に対応いたしますので、スレート屋根の塗装やメンテナンス費用でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
