光セラのメンテナンス費用相場は?安くする方法もあわせて紹介
「光セラのメンテナンス費用ってどのくらいかかるの?」
「なるべく費用を抑える方法はある?」
こういった疑問を持っている人は多いでしょう。
光セラは、株式会社ケイミュー(KMEW)が製造する光触媒コーティング付きの窯業系サイディングであり、塗料ではなく外壁材本体を指す製品です。
一般的な外壁塗料とは異なり、工場出荷時にコーティングが施された外壁材であるため、「メンテナンス」の内容もシーリングの打ち替えや点検、経年劣化後の対応が中心になります。
特徴を知らずに費用だけで判断すると、光セラ特有の施工条件(難付着サイディングであるため通常の塗料での塗り替えができない等)を見落とし、想定外の出費や業者選びの失敗につながるおそれがあるため注意が必要です。
事前に製品の特性を理解しておくことが、失敗を避ける近道です。
この記事では、光セラのメンテナンスを検討している人の悩みを解消します。
具体的には以下の情報を解説します。
・光セラのメンテナンス費用相場
・光セラのメリット・デメリット
・光セラのメンテナンス費用を安くする方法
記事を読んで上記を把握しておけば、光セラのメンテナンスで失敗や想定外の出費を避けやすくなるでしょう。
目次
光セラのメンテナンスの費用相場は?
光セラ自体が外壁材にあたるため、一般的な塗料のような「塗り替え費用」とは考え方が異なります。
塗料か外壁材かという製品カテゴリの違いを理解しておくと、費用の比較もしやすくなります。
主なメンテナンス内容は、シーリングの打ち替えや点検、洗浄です。
こちらは定期的なメンテナンスのたびに発生する費用ではなく、あくまで参考情報としてご覧ください。
実際の費用は建物の規模や劣化状況、依頼する施工会社によっても変わります。
具体的な目安は以下のとおりです。
シーリング(コーキング)の打ち替え費用の目安は、800円〜1,200円/メートル程度です。
増し打ちの場合は500円〜900円/メートル程度になります。
コーキング工事は一般的に、打ち替え箇所の延長(メートル)で単価が決まります。
建物の形状や開口部の数によって延長は変わるため、事前の見積もりで実際の数量を確認しておくと安心です。
洗浄・清掃費用の目安は、100円〜300円/平方メートル程度が一般的な水準になります。
光セラのメリットは?

光セラのメリットは、主に以下の3つです。
・セルフクリーニング機能で汚れが付着しづらい
・色あせにくい
・色保証が手厚い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
セルフクリーニング機能で汚れが付着しづらい
光セラの外壁表面は、光触媒コートが紫外線を受けると酸化力が発生し、油分汚れを分解して付着力を弱める仕組みになっています。
あわせて親水性も高く、雨水によって汚れが洗い流されやすいのも特徴です。
人の手による洗浄の頻度を抑えられる点は、日々のお手入れの負担軽減につながります。
セルフクリーニング機能により、外壁がきれいな状態を保ちやすいのが大きな特徴です。
色あせにくい
光セラは、紫外線に強い「主骨格100%無機塗装」のセラミックコートをコーティングしているため、直射日光が原因の劣化・色あせを防ぎやすくなっています。
上位グレードの「光セラ18」は、光触媒・セラミック・高耐候性という3種の被膜を重ねた構造(紫外線トリプルガード)です。
色に関する性能の目安は、標準仕様の30年から、上位グレードでは40年の品質水準へと引き上げられています。
なお、上記の性能目安はメーカーが想定する参考値であり、実際の保証年数(下記「色保証が手厚い」を参照)とは異なる数値です。
混同しないよう注意しましょう。
カタログを確認する際は、どちらの数値を指しているのか見極めることが大切です。
色保証が手厚い
光セラ(セラミックコート外壁材)と純正シーリング材をセットで使用した場合、施工完了日から15年間の色保証が用意されています(著しい変退色がないことが対象で、伝い水による汚れ・錆・苔・藻・カビは対象外です)。
純正部材の組み合わせが保証の前提になっている点は覚えておきたいポイントです。
ただし、上記の保証を受けるには、KMEW認定施工士等による施工・管理が条件になっている点には注意が必要です。
光セラのデメリットは?

一方で、光セラには以下のようなデメリットもあります。
・塗装による色・柄の変更が難しい
・初期費用が高い
・日陰では汚れが落ちにくい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
塗装による色・柄の変更が難しい
光セラは光触媒・親水機能を持つ「難付着サイディング」であるため、一般的な塗料を直接塗ると密着不良(剥がれ)が起きたり、本来の自浄機能が失われたりすることがあります。
色や柄を変更したい場合は、専用の下地処理(難付着サイディング用シーラー等)や特殊な工法が必要になり、対応できる業者も限られるのが実情です。
初期費用が高い
光セラは、一般的な窯業系サイディングや、光触媒非搭載の「親水コート」グレードと比べて、本体価格が高めに設定されているのが実情です。
光触媒コーティングという付加機能が価格に反映されていると考えられます。
長期的には塗り替え頻度を抑えられるため、トータルコストでは安くなる場合もある点は覚えておきましょう。
日陰では汚れが落ちにくい
セルフクリーニング機能は紫外線(太陽光)を利用する仕組みのため、北面・軒下・換気扇周りなど日光が当たりにくい箇所では効果が発揮されにくくなります。
日照の少ない部位では、汚れや黒ずみ、コケ・藻が蓄積しやすいです。
白色系の外壁色は、汚れが目立ちやすい傾向があります。
光セラのメンテナンス費用を安くするには?

光セラのメンテナンス費用は、以下のような方法で安くすることができます。
・外装専門会社に依頼する
・屋根や他の箇所も同時に施工する
・劣化の初期段階でメンテナンスを行う
それぞれ詳しく見ていきましょう。
外装専門会社に依頼する
光セラは「難付着サイディング」であるため、一般的な塗装業者が誤った方法で塗料を塗ってしまうと、機能を損なうおそれがあります。
メーカーの長期保証(色保証等)を受けるには、KMEW認定施工士等による施工・管理が条件です。
外壁材(サイディング)の知識・実績がある専門会社、特にKMEW認定施工士に依頼することで、適切な工法・費用での対応が期待できるでしょう。
誤った工法による機能低下のリスクを避けられる点も、専門会社に依頼する利点です。
施工実績の豊富さは、見積もりの妥当性を判断する材料の一つです。
屋根や他の箇所も同時に施工する
高所での作業が伴う場合、屋根や他の箇所も同時に施工することで、足場代を一度にまとめられます。
足場の設置は安全面から必須の出費になるため、複数箇所をまとめて工事すると、足場代の節約につながります。
節約できる金額の目安は、施工会社や条件によって幅がありますが、おおむね15万円〜25万円程度が一般的です。
劣化の初期段階でメンテナンスを行う
外壁の劣化症状を放置すると悪化し、通常のメンテナンスでは対応できなくなることがあるため注意が必要です。
小さな不具合のうちに発見できれば、対応方法の選択肢も広がりやすくなります。
放置した結果、より大規模で費用の高いメンテナンスが必要になるケースもあります。
劣化の初期段階で対応することで、建物の耐久性を守ることにもつながります。
定期的な点検を習慣にしておくと、劣化のサインを早い段階で見つけやすくなります。
外装メンテナンスはジョニーハウスにご相談を!

ジョニーハウスは、外壁塗装だけでなく光セラのような外壁材本体のメンテナンスにも対応する、三重県津市の会社です。
職人を自社で抱えているため、外部業者に支払う中間マージンが生じず、費用を抑えたご提案がしやすいのが強みです。
シーリングの打ち替えや部分補修、施工可否のご相談まで、光セラのメンテナンスに関することはお気軽にお問い合わせください。
