スーパーセランフレックスとは?評判やメリット・デメリットを紹介
「スーパーセランフレックスって実際どうなの?」
「他の塗料と比べて何が違うの?」
スーパーセランフレックスについて、こうした点が気になっている方も少なくないはずです。
特徴をよく知らずに選んでしまうと、期待していた耐久性や費用対効果が得られず後悔するおそれがあるため、事前の理解が欠かせません。
この記事では、スーパーセランフレックスの採用を検討している人の悩みを解消します。
具体的には以下の情報を解説します。
・スーパーセランフレックスのメリット
・スーパーセランフレックスのデメリット
・スーパーセランフレックスを使用した外壁塗装を依頼できる会社
記事を読んで上記を把握しておけば、スーパーセランフレックスを使った外壁塗装で失敗を避けやすくなるでしょう。
目次
スーパーセランフレックスとはなにか?

スーパーセランフレックスは、シーカ・ジャパン株式会社が販売する着色仕上材(水系)です。
正式製品名は「ダイヤスーパーセランフレックス」といい、モルタル・コンクリート・ALC面・窯業系サイディングボード面・各種塗膜面など、幅広い下地に使用できるのが特徴です。
塗料選びでは、対応できる下地の広さも比較のうえで重要なポイントになります。
無機塗料シリーズ「ダイヤセラゼックス」は1995年に発売されました。
同シリーズを祖に持つスーパーセランフレックスは、戸建住宅の改修用として2017年に展開された製品です。
スーパーセランシリーズは、トンネルなどの土木分野やZOZOマリンスタジアムなどの建築分野で採用された実績があります。
もっとも大きな特徴は、有機塗料と無機塗料の両方の良い側面を両立した「ハイブリッド」塗料である点です。
無機塗料の高い耐久性と、有機塗料の柔軟性をあわせ持つ塗料として位置づけられています。
単一の系統では両立しにくい要素を兼ね備えている点が、他の製品との違いです。
スーパーセランフレックスの評判・メリットは?

スーパーセランフレックスのメリットは、主に以下の4つです。
・高い耐久性を発揮する
・柔軟性でひび割れを抑える
・汚れに強く美観を保つ
・高い透湿性で膨れを防ぐ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
高い耐久性を発揮する
スーパーセランフレックスは、期待耐用年数24年〜26年という非常に高い耐久性を持っています。
比較対象となるフッ素樹脂塗料の期待耐用年数は、目安として12年〜20年程度です。
耐用年数が長いほど、塗り替えの頻度を抑えやすくなる傾向にあります。
紫外線や雨風のダメージから建物を守り、美観を長期にわたり維持できるのも特徴のひとつです。
柔軟性でひび割れを抑える
スーパーセランフレックスは塗膜に柔軟性があるため、シーリング(外壁のつなぎ目)の上に塗装した場合でも、ひび割れを軽減できることがあります。
塗膜が建物のわずかな動きに追従しやすい点は、硬さが特徴の無機塗料にはあまり見られない性質です。
道路沿いの建物や地震の際など、外壁が動きやすい環境でも、ひび割れが発生しづらいというメリットがあります。
汚れに強く美観を保つ
親水性の高い無機の塗膜により、雨水で汚れが落ちやすいのが特徴です。
外壁は日々雨風にさらされるため、汚れの付きにくさは見た目の印象を左右する重要な要素になります。
定期的な洗浄の手間を減らせるかどうかも、塗料選びで見落とされがちな観点です。
防カビ・防藻性も備えているため、外壁の美観の低下を防ぎやすい塗料です。
汚れやカビの発生を抑えられれば、洗浄などのメンテナンスの手間も軽減しやすくなります。
高い透湿性で膨れを防ぐ
スーパーセランフレックスは透湿性に優れており、雨水は通さず水蒸気を逃がす性質を備えた塗料です。
外壁内部にたまった水分をうまく排出できないと、塗膜の下にとどまり、膨れや剥がれの原因になりやすくなります。
水分を適切に排出できるスーパーセランフレックスは、こうしたトラブルを防ぎやすいのもメリットの一つです。
塗膜の膨れや剥がれは美観を損なうだけでなく、放置すると建物の劣化にもつながりかねません。
スーパーセランフレックスの評判・デメリットは?

一方で、スーパーセランフレックスには、購入前に把握しておきたいデメリットもあります。
・費用が高い
・金属系の外壁材とは相性が悪い
・取り扱っている会社が少ない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
費用が高い
耐用年数が長い塗料ほど初期費用も高くなる傾向があり、スーパーセランフレックスも例外ではありません。
塗料の性能とコストは連動しやすいため、価格だけを見て判断すると、実際の仕上がりとのギャップを感じることもあります。
スーパーセランフレックスは無機塗料シリーズを祖に持つハイブリッド塗料であり、一般的な分類には完全に当てはまらない特殊な製品です。
ただし、耐用年数が長い分メンテナンスの回数を抑えられるため、長期的に見ると総費用は割安になるケースもあります。
初期費用だけでなく、塗り替えの頻度も含めた長期的な視点で比較することが大切です。
金属系の外壁材とは相性が悪い
メーカー公式の適用下地一覧には、モルタル・コンクリート・ALC面・窯業系サイディングボード面・各種塗膜面が挙げられていますが、金属系サイディングは含まれていません。
外壁材の種類によって使える塗料は異なるため、採用を検討する際は下地の素材をあらかじめ確認しておく必要があります。
取り扱っている会社が少ない
スーパーセランフレックスには、講習を受けた「認定施工店」制度があります。
認定を受けていない業者では取り扱いができないため、対応できる施工店は現時点でまだ多くありません。
希望する塗料が決まっている場合は、対応可能な施工店かどうかを早めに確認しておくと安心です。
取り扱いのある施工店が限られる分、比較検討できる選択肢も少なくなりやすい点は理解しておきましょう。
スーパーセランフレックスを使用した外壁塗装を依頼できる会社は?

スーパーセランフレックスを使用した外壁塗装は、主に以下2つの依頼先が考えられます。
依頼先によって対応できる塗料の範囲や施工体制が異なるため、それぞれの特徴を把握しておくと選びやすくなるでしょう。
・外壁塗装を専門にしている会社
・工務店
順番に詳しく紹介します。
外壁塗装を専門にしている会社
外壁塗装の専門会社は、使用する塗料を自由に選べるのが特徴です。
取り扱う塗料の種類が豊富な会社ほど、住まいの条件に合った提案を受けやすくなります。
地域密着型の会社であれば、住まいの環境や風土に合わせた施工の提案をしてくれることもあります。
工務店
工務店は、外壁塗装をはじめとした住まいの様々なメンテナンスを請け負っています。
新築時から付き合いのある工務店であれば、住まいの状態を把握したうえで相談しやすいでしょう。
取り扱いがある場合には、スーパーセランフレックスを使用した外壁塗装についても依頼可能です。
ただし、実際の施工は下請け業者が担うことが多く、施工品質が安定しないケースもあります。
依頼前に口コミや評価を確認しておくと、より安心して任せられるでしょう。
過去の施工実績や担当者の対応なども、あわせて確認しておきたいポイントです。
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